フォーカスレンズの種類

レーザーとフォーカスレンズ

レーザー発振器で増幅されたレーザーをそのまま直接材料に照射しても、
エネルギーはそれほど大きくないため、フォーカスレンズを使って
レーザーを材料の直前で収束することにより、大きなエネルギーに変換します。

一定のエネルギーを持ったレーザー光を広い範囲と狭い範囲に照射した場合、狭い範囲のほうがエネルギーの密度が高くなります。レーザー光が最も収束された箇所をスポットといい、
その大きさはスポット径で表されます。
レンズとスポットの間を焦点距離といいます。この焦点距離はレンズの屈曲率によって異なります。
ユニバーサル・レーザー・システムズ社製レーザー加工機は、
用途に応じて複数のフォーカスレンズをお選び頂けます。
下図のように、焦点距離と焦点深度(焦点が合う範囲)とスポット径には密接な関係があります。

レーザー集光用 フォーカスレンズ詳細

レーザーの集約・拡散
集光率が高ければ高いほど、エネルギー量が大きく、微細加工には有利ですが、その反面、切断の場合は集光率が高い程切断面が斜めになりやすくなります。

ういった特性上、当社では切断が主なのか、あるいは彫刻・マーキングが主なのかをお聞きした上で最も良いレンズをお客様にご提案いたします。

一般に切断と彫刻、双方のバランス的に優れているのは2.0インチレンズになります。

ハイパワー高密度レンズ(High Power Density Focusing Optics)

ユニバーサル・レーザー・システム社製レーザー加工機には通常のレンズの他に、オプションでハイパワー高密度レンズをお選び頂けます。
このレンズは、通常であれば、1枚のレンズでレーザー光を収束させるところを、複数のレンズを使ってレーザーの収束密度を高めることができます。このため、通常は出来ない加工(金属マーキング)が可能になり、またスポット径が劇的に小さくなるため、より細かいマーキングなどが行えるようになります。

※金属の種類や表面処理によって、加工の可変がございます。詳しくはお問い合わせ下さい。

標準タイプ光学システム

標準タイプ光学システム

ハイパワー高密度光学システム

標準タイプ光学システム

※全ての現行機種において取り付けることが可能です。
※VLSデスクトップシリーズについては、後からノーマル光学ユニットをハイパワーユニットに付け替えることは出来ません。購入時のメーカーオプションとなります。
※本システムは、50ワット以上のレーザーで使用することをお勧めします。
※旧機種については適用外のモデルがあります。詳しくはお問い合わせ下さい。

ハイパワー高密度レンズでの加工例

ハイパワー高密度レンズを使用すると、下記のように非常に高い解像度での写真マーキングや金属への直接マーキングが可能になります。

  • 微細文字の彫刻・マーキング
  • ベクターマーキングと極細のカッティングライン
  • 高解像度グラフィックや写真のマーキング
  • ステンレスやチタン・鉄などへのダイレクトマーキング(レーザーマーキング剤は不要)

レーザー加工事例
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