今回は、デスクトップ工房 “4種の神器”のパートナーとしてオススメの、スクリーン製版機『RISO ゴッコプロ100』をご紹介させていただきます。
以前(5月度)ご紹介させていただきました内容と一部重複いたします。
RISOであるとか理想科学工業さんの名前を聞けば、「プリントゴッコ」を思い出される方が多いのではないかと思います。
実は理想科学工業さんは、世界最速の“高速プリンターORPHIS(オルフィス)”や、高速かつ低コストのデジタル印刷機“リソグラフ”など高速デジタル印刷分野でも世界的なトップシェアを誇るリーディングカンパニーです。
「プリントゴッコ」こそ、累計販売台数1000万台を達成した後、パソコンとプリンタによる手軽な印刷の普及により需要が低減してゆき、残念ながら2012年度で販売を終了されました。
年賀状印刷の定番ツールであった他に、家庭内での親子の印刷遊びのコミュニケーションツールでもあったロングセラー製品でした。
しかし、「プリントゴッコ」の系譜でもありながら機能・性能ともに格段にスケールアップし、プロユースをも充分満足させるマシンが 『デジタルスクリーン製版機 RISO GOCCOPRO100』です。
でも“製版”って何なのかしら? コピー機やインクジェットプリンターにそんな機能は見られないし必要な作業なの?。
とお考えになられる方も多くいらっしゃるはずです。
確かにコピー機やインクジェットプリンターでの印刷の多くは“製版”を必要としない無版印刷(オンデマンド印刷)と呼ばれている製法です。
では“製版”・・・、ここでいう“スクリーン製版”のメリットとは何でしょうか?
まず製版を用いた印刷は、コピーやインクジェットに比べてコストがかからず印刷ロスも大幅に少ないことが挙げられます。
そして何よりもスピーディです。
特に『デジタルスクリーン製版機 RISO GOCCOPRO100』は、従来の製版方法である“乳剤版”に比べて“水を使わない”“暗室作業がない”“置き版のストック不要”等々、設備や工程・コストを大幅にカットすることができます。
理想科学工業さんの“高速デジタル”エッセンスも盛り込まれているマシンです。
印刷の対象は、布・プラスティック・ガラス・金属など多彩です。
最近では、Tシャツプリントのメイン機器に『RISO GOCCOPRO100』をお使いになるオンデマンドショップ様をよく見かけます。
今回のユー・イー・エス展示会に出展される『3Dプリンター』『卓上CNCフライス』そして『レーザーカッター(加工機)』が工作機械であるのに対し『RISO GOCCOPRO100』はプリント系マシン。
ちょっと毛色の違うこのマシンですが、『3Dプリンター』『CNC装置』『レーザー加工機』との併設にまったく違和感はありません。
前回の東京展示会では、3Dプリンターをお目当てにご来場いただいたお客様にも、ゴッコプロは大人気でした。
展示機は デジタルスクリーン製版機
「デジタルスクリーン製版機 RISO GOCCOPRO100」 定価:120万円
*ゴッコプロは製版用の機械です。印刷をするには刷り台のご購入が別途必要です。
この先は、7/26 & 27の レーザー加工機大阪展示会をご覧ください。
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レーザー加工機大阪展示会は、どなた様でもご予約なくご来場いただけます。
展示会は7月26日(金)と27日(土)の二日間、大阪市内:AAホール本館1Fにて開催されます。
次回より、大阪展示会の各ブースやイベントを簡単にご案内させていただきます。