レーザー加工コンテスト”L-1 2012” レーザー創作コンテスト 『電飾の逸品』!!

東京と大阪で行われましたレーザー加工機によるレーザー加工コンテスト “L-1 2012” では、LEDが内蔵された作品(ライティングサイン)もいくつか出展されました。

まずは “EAST” に出品のエイチエスアイ様(群馬県太田市)『ステンドグラス風ペーパーアート』

レーザー加工機でカットした紙で製作されたステンドグラス風ランプです。

紙で製作されている分、本物のグラスよりも暖かみや深みを強く感じることができます。

特にカラーの組み合わせやグラデーションなども絶妙ですが、ベースの茶がいい味を出しています。

こちらはネット上で実際に販売されている商品です。

次も “EAST” に出品の、株式会社ユニバーサルクラフト様(東京都三鷹市)
『Step On The WELCOME LIGHTING BOARD』

誰もが思わず微笑んでしまう楽しさを内包していました。

踏めばこの通り、電飾アートがお出迎えです。

乗られても踏まれても “WELCOME”。

その辺のところに何かこう哀愁をも感じさせますね。

そして次は “WEST” に出品の、岸和田興業有限会社 五大屋様(大阪府岸和田市)
『泉州から発信!!! 岸和田ならではの贈り物』

まり見たことのない木目調やスリガラス調のアクリルに、レーザー彫刻を施したライティングパネルです。

彫刻の深さの度合いがLEDの明るさに比例するところなど、なかなか隠し味が利いていて凝った作品(商品)です。

岸和田ではだんじり専門店も多く存在するようですが、レーザー加工が五大屋様の品揃えのバリエーションを大きく拡げているのではないでしょうか?

さて次の逸品は”EAST” の株式会社エムケイ製作所様(群馬県高崎市)
『高崎地獄彫り閻魔札5点』 です。

“地獄” “閻魔”などを謳い、”髑髏(どくろ)”がメインキャラクター。

おどろおどろしさをアピールしているように見えて、デザインと彫りの精密さがとても秀逸な作品です。

この展示什器に灯る”光る眼”も、何か怖さというよりも、暗闇の中に出現した提灯の明かりの様な温かみが感じられます。

『電飾の逸品』最後は、 “EAST” 準優勝の日本工業大学 工学部 機械工学科様(埼玉県南埼玉郡)『蝶とトンボのオブジェ』

畳をさらに大きくしたサイズのパネルに張られているのが、主にアクリルで製作された蝶とトンボです。

LEDがふんだんに使われていますからボディ全体が妖しく光ります。

今回の『電飾の逸品』には、商品として実際に販売されているものもあり、またこのコンテストのためだけに作られたものもありました。

さて、次回は東西 『学生の逸品』 をご案内いたします。

展示会実行委員会