今年の５月と７月に東西で開催いたしましたレーザー加工機によるレーザー加工コンテスト”Ｌ－１”コンテスト。
全国のレーザー加工機オペレーター様からも多大なる反響をいただきました。
さて作品を、入賞の如何を問わず、スポットを当ててみることにいたします。
まずは”ＷＥＳＴ”に出展された 有限会社 西永工業様（愛知県松山市）の、木工と金属加工の『北斎 神奈川沖浪裏』です。
どちらかひとつでも十分に入賞を狙える出来栄えなのですが、
異素材で同じものを造り上げられるところがまさにインテリアオブジェ製作のパイオニア。
同じ作品でも木工の方からは暖かみが、金属加工の方からは激しさが強く伝わってきます。
僅差の４位が非常に惜しい作品でした。
こちらは”ＥＡＳＴ”に出展された エルテック株式会社様（東京都渋谷区）の『木の定規』です。
焦点距離自動可変機能搭載レーザーマーカによる目盛彫刻は、湾曲部分であっても寸分の狂いもありません。
そしてそのフォルムは息を呑む美しさです。
次は、”ＷＥＳＴ”に出展された 株式会社 西日本模型様（大阪市）の『トラス』です。
紙で製作をされています。左に置いてあるペンと比較しても、このサイズでの精緻さが際立っています。
画像ではご確認いただけませんが、当然のことながら接着等の痕跡は一切見られません。
建築模型製作会社さんによる完璧な作品です。
ユニバーサルレーザー加工機（PLS/120W）でカットした、厚さ30mmおよび40mmのアクリルの、”切断面”が作品という仰天コンセプトです。
次回は『商品の逸品』。販売されている商品を出展された、その楽しく美しく優れた品々を当コーナーでご紹介いたします。